大迫の才能を疑うわけではないです。むしろ疑う余地はないでしょう。じゃなくて、日本サッカーの方に問題がある気がして・・・。
どうも、日本サッカーて<strong>「デカくて、上手いFW」</strong>の育て方がヘタクソな気がしてならんのですよ。久保を除けば高木琢也以来、長身フォワードって大成してない気がする。平山はもう典型だし、大会記録を持っていた北嶋もそう。鹿実の田原 豊、桐蔭の阿部 祐太朗、桐蔭には奈良って選手もいたな。
セレッソに戻った西澤は良いね。でも、活躍はしたけど彼の最大の長所ってポストプレーで、ゴールゲッターというイメージはない。というかポストプレー”止まり”だったという感じがする。
マリノスにいた大島もいまいち活躍しないしなぁ・・・。デカモリシはなかなか元気みたいだけど。
巻はデカいが「ウマくない」ので、そもそも対象じゃない(笑)いや、真面目な話「身体を張る系」はそれなりに活躍してるんじゃないかと思う。もっと質をあげてゴン隊長ぐらいになって欲しいけど。高松も一緒かな。
平山とか田原って、めっちゃ騒がれたのに、全然ダメ。それって彼らだけのせいじゃない気がするんですよねぇ。
目指すところがないというか、ロールモデルがいないというか。皆が皆ポストプレイヤーにさせられて、パスワークのターゲットマンにさせられてる。それが良くないんじゃないかと。
平山や田原がまず目指さなければならなかったのはポストプレイヤーではなくて、ストライカーだったと思う。ワシントンとかヨンセン、世界トップで言うならファンニステルローイとかクライファート、バティやクローゼを目指すべきだったんでは?と。
要は、組み立てとかポストプレーとか余計なもん身につける前に、PA内でいかに点を取るかということを学ぶべきだったのでは?と思うわけですよねぇ。
だいたい、「デカい」=「ポストプレーとヘディング」てのが安直過ぎる気がするんですよねー。「デブはキャッチャー」みたいな(笑)
じゃなくて、デカいからこそ、その体躯を活かしてPA内のポジショニングや、身体の使い方、ボールの置き所を磨くべきなんじゃないんかなと。世界のトップってほんとうまいもん。ワシントンやヨンセンもそういうのめちゃくちゃ上手い。そのための身体づくりをしていたし。
でも、じゃあそういうトレーニングをつませれば良いかというと、事はそう簡単じゃない。現状の日本サッカーではFWにもパスワークに参加させること余儀なくさせるし、ポストプレーが第一事項になるのも仕方がない。 フランスW杯の城も相当叩かれたけど、あんなに守備を頑張るFWなんて世界中のどこにもいなかったし、あの時の代表にはあの守備が必要だった。あれで点まで取れというのは難しい。
現状も同じで、仮に平山や田原がゴールゲットだけに集中したら、たぶん試合に出られないんだと思う。
難しい問題だ・・・。
いっそ森本みたいに海外へ出てしまう方が良いのかも?!
そういわれてみると、平山もオランダにいる時の方が元気だったな(笑)
一つの解にはなるんじゃなかろうか。
そういえば、伊藤 翔はどうした・・・・。
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