センターサークルのその向こう-サッカー小説-

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サッカーコラム

日本vsイングランド。

いやぁ、面白かった。普通に。
こういうサッカーをみたいんだよA代表ちゃんたら。
やればできんじゃん!っていう感じ。

<strong>■基本コンセプトどおり</strong>
でもね、ほんと、基本コンセプトは何一つ変わってないんですよね。
変わってるとしたら右サイドバックの今野ぐらい。
あとは、スタンスは同じ。
バイタルを埋めるための阿部のアンカーも少し趣が違いますが。
ともかくタッチ数を減らして細かくパスをつなぎ、相手のプレスをかいくぐりシュートまで持っていく。ラインを高く保ち、プレスをかけつづけ、敵を自由にしない。基本はオシムの頃からなんら変わってない。ちゃんと走れば、こういうサッカーはどこ相手にもできるはずなんですけどねぇ。ただ、コンディションが整わないとひどいサッカーになるわけで、その辺は難しいですよね~。

でも、ほんと、これでいいと思います。基本は。
前回の日記で、「サイドバックが思い切りよく上がれるかがチェックポイントだ」と書きましたが、まさしくそこがポイントになり、そして長友はあがってましたね。素晴らしかった。長友。


<strong>■問題は攻撃</strong>
日本代表の足が止まり、守備がルーズになり、サイドを崩されたおかげで能動的自発的プレスがかけられず、DFラインが下がり、矢のようなクロスをあげられたことが失点の遠因になっているわけですから、攻撃が問題というと変な感じもしますが、岡田監督も言っていたとおり、攻撃に問題があると思います。いや、厳密に言うと相手を崩すという意味ではそれほど悪くは無かった。が、これもオランダ戦同様、常に前へ前へ言ってしまう。まあ、相手のプレスがきついからしょうがない部分もあるんだが、しかし、それで攻め急いでマイボールの時間が減ってしまうのは痛い。その分、守備の時間が増えますから。そりゃ持つわけが無い。つまり、守備のために、攻撃の時間、マイボールの時間を増やさないともたないと思います。

すると、やはりどうしても気になるのが遠藤。
遠藤は素晴らしい。優れた戦術眼によってにくたらしいボールキープができるのはいい。んだが、この人自身に単純なボールキープ能力が無いことも手伝って、すぐにどこかにパスをするしかなくなる。結果、ペースがあがってしまう。今日は俊輔がいればまだ良かったんだけど、彼がいないとキープする人もいない。(本田は体は強いが決してキープはうまくない。)

うーん。
難しい問題だが、やはり小笠原が欲しいと思ってしまう。
身体をはってキープできるあの足腰と、そして一発で逆サイドまで飛ばせるキック力は魅力。闘莉王に頼る必要もなく裏へボールを出しやすくなる。(遠藤は出さないからねぇ)


<strong>■森本がスターティングでよいのでは?</strong>
ただ、いない人をなんやかんや言ってもしょうがないわけで、現状から考えれば、TOPにボールが収まればある程度解決する話であり、であれば森本で良いのでは?と思ってしまう。とくに、森本はたとえば巻、鈴木師匠wなどと違ってターゲットになるだけで終わるわけではなく、森本自身もじゅうぶんに得点を狙える。スピード系に若干の偏りを持ったオールマイティにできる選手で、柳沢よりもストライカ適正がある(急にボールが~なんて言わないw)。岡崎の得点感覚に頼りたいのはわかるが、ボールをキープできないのでなかなか試合が落ち着かない。逆に言うと、TOPが岡崎なのにあれだけキープできているのは世界的に見ればかなり凄いことだとは思うんだがwww 

森本なら、ポストも裏への走りもドリブルも、とりあえず何でもできるから戦術の幅が広がる。どういう事態でも森本なら対応できるのだから、森本がスタメンで、相手が疲れてくる頃に岡崎投入の方が理にかなっていると思うんですけどねぇ。その上、森本は自身が何をするかを常に心得ているので、左利きのイケメンFWみたいにPA内にいつもいないということもないしw、やはり彼のPA内の動きは特筆すべきものがあります。今日のシュートシーンも、トラップこそ微妙でしたが(アレはなぜ内側にトラップしたのだろう。利き足から考えてもあれはゴール方向のトラップしてすぐシュートできるところにボールを置けばよかったのに)、その後のシュートまでの落ち着きっぷりといったらなかったですね。あれは凄い。やはり、彼にはゴールへ向かう、シュートまでいくイマジネーションというかビジョンがあるんでしょうね。それも多彩な。

森本の素晴らしさは下記に以前に書いたので良かったら。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1310159592&owner_id=16832499


<strong>■ベタ引きは無理</strong>
「先制してあとはがっちり守れば」なんてことを暑苦しいサイドバック松木が言ってたけど、それは無理。いくら中澤や闘莉王の守備力が高いといってもそれはJリーグのレベル。フィジカルからして、普通に競って勝ち続けられる相手じゃない。この状態でDFラインを下げて守るのは無理なんですよ。どんなにひいたって、ロングボールをゴール前に入れられるだけでピンチになる。CKだって他に比べたらピンチ。たったロングボール一本でチャンスになっちゃうんだからやってられない。だから、そのためにはともかく相手をゴール前から遠ざけることしかない。CK自体を減らさなきゃいけない。その場合、やはりラインを高く保つしかないわけで、いまやっている方法でしか闘えないのですよ。

そう考えると、やっぱり森本が先発でいいと思うんだけどなぁ。
とはいえここからもう少しでもコンディションのUPができるなら、期待できると思います。少なくとも、今日のイングランドより今のカメルーンは弱いし、カメルーンは日本のような緻密なサッカーをされるのを一番嫌う。まさしく像と蟻の大群みたいなもので、個人で戦いがちなカメルーンは相当くみしやすい相手。

中村俊輔が万全の状態に回復して、次の試合に期待です。
どうか、この調子を維持して本番に挑んで欲しい。
今日のサッカーをすれば、たぶんカメルーンには勝てる。

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