センターサークルのその向こう-サッカー小説-

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サッカーコラム

WE2010蒼き侍。【vsカメルーン】

さてさて、ウイイレ2010によるW杯シュミレーションもはや3試合目。
ふと思うんだが、いったい誰がこんなの読んで楽しむんだろうwww
と、思ったが・・・・<strong>元々誰のためにも書いていないということを思い出したw</strong>
ので、続けます。最後までやりますよ!w 誰も見て無くてもね!w

スタメン。
<blockquote>       玉田

松井  中村憲  本田

遠藤   阿部

長友 中澤 今野 駒野

川島 </blockquote>

かなり入れ替わってます。
理由は二つ。
・グループリーグ突破をほぼ確定したから
・スタメンに疲労がかなりたまっていたから

岡崎ではなく玉田を選んだのは、ほぼ確定とはいえ敗退の可能性は0ではないので、キープするにも、突破するにも、どちらもリスク無く行える展開が必要だと考え、岡崎ではなく玉田を起用。同様に、負けたくはないし、流れを悪くしたくないのもあり、中村俊や大久保ほどの疲労が見られない中村憲は入れておきました。なんとなく、外せなかった。

遠藤も少し疲労がたまっていましたが、このチームに遠藤がいない状態というのが想像できず、とりあえずスターティングにはいれました。戦ってみて安定して戦えるようなら前半からでも稲本にチェンジの予定でした。


<strong>結論から言うと、この采配が大成功し、後に大失敗します。</strong>


試合開始から、持ち前のパスワーク、デンマークやオランダにも武器として戦った「ダイレクトパス<del>マーケティング</del>攻撃」を披露。

<strong>中盤を圧倒。</strong>

正直、拍子抜けです。
デンマークの屈強なフィジカルと組織連動の融合から来る高圧力な守備と執拗な攻撃。
オランダの快速ウィングに次から次へと出で来る攻撃選手とスナイデル。
それに比べ、カメルーンは楽でした。

まず、中盤でのプレスが弱い。
いや、決して物凄く弱いわけでもないし、フィジカルではどうしてもやられるんだけど、そのフィジカルコンタクトが無いようにパスをまわして、動き回ればそれほど怖くない。そして、プレスが個人なら、守備も個人。連動した動きで3人目の動きを増やせば、ギャップはおのずとできる。中央は多少厳しくとも、中央で細かくつないでいればサイドが必ず空いてくる。そこに走らせればいい。

前半15分。
左サイドから抜け出した松井がセンタリング。
玉田を追い越し、ファー気味に飛んだボールはピンポイントで一人の日本人のヘッドへ吸い込まれるように流れ、一人の日本人は飛込み気味のヘッドでボールをゴールへ突き刺した。

<strong>その男、中村憲剛。</strong>


きたよ!またきたよ!
実は、予選の段階ではスタメンは本田と交互に使って、どちらかが先発したら、後半はもう片方という使い方をしていました。その上、どちらかというと僕の期待からも本田の方が多かったはずです。で、予選ではどちらもそれなりに、でした(僕がまだシステムに慣れてなかったのかもしれませんが)。いや、なので、トップ下に入った選手が誰でもそうなるわけじゃないんです。なぜか、中村憲が得点を取るんです。

前半は、その後、玉田がスピードを活かし縦に抜け出してシュートするも右に外れたり、本田がPA外側右サイドから中へドリブルで切れ込んで、そのまま左足でシュートするも外れる。

その間、幾度か、エトーにシュートチャンスをつくられました。
やはり、完全に抑えるのは無理です。どんなに守ってもやられる瞬間がある。
しかし、逆に、これまでのオランダやデンマークと違い攻撃が単発で終わるので、こぼれだまを日本が拾えます。なので、その一瞬の危険なシーンをやり過ごすことができれば、基本はこちらがボールをキープしているので、なんとかなります。ほとんど、事故みたいなものです。(それでも、入る時は入っちゃうんだけどね)

前半ロスタイム。
阿部が自陣深くでパスカットして、そこから日本側のバイタルエリアに残っていた遠藤にズバっとパスを通す。遠藤はマークを背中に抱えながら、うまく前を向いて、もう一列前でセンターサークル付近を左から右へ斜めに走る中村憲にパスを出す。中村憲にもすぐマークが二人寄る。前にはカメルーンのバイタルエリアを目指し右に膨らみながら走る玉田と、そのマークにつくDFの二人。

ここで、中村憲から浮き球のスルーパスを出してみました。

<strong>これが、ピッタリと玉田の足元、前目に入る</strong>

玉田はそのスピードにのったまま、トラップを大きめに前に出し、カメルーンDFを一瞬引き離して、GKが出てきたところを右にかわして、なんなくゴール。

また中村憲・・・・。


後半も日本ペース。
何度かカメルーンのパワーに中澤がやられるも、なんとか凌ぐ。
そして後半半ば、松井のキープから左を駆け上がって長友が左サイドをフリーで駆け上がる。一気にPA内に侵入し、強引に左ゴールエリア付近、カメルーンゴールの右ポストめがけてドリブルをし、そこから中へマイナスのグラウンダパスを折り返す。

走りこんできたのは・・・

はい・・・

中村憲・・・・。

自分でプレーしているにも関わらず、すげぇと思ってしまった・・・。
なぜか、本田はあそこにいないのですよ。
本田は、なぜかトラップが大きくなったり、ドリブル精度が低いので前を向くのが難しいのですよ。憲剛だとそれがない。ぐにゃぐにゃキープできる。

そんなわけで3-0で勝利。

【総評】
カメルーンは楽でした。
守備もこちらが執拗にパスをつなげばギャップができるし、攻撃もきちんとブロックをつくって、ハエジャパンよろしくw囲めば一人はフィジカルでやられても二人目でなんとかなる。事故みたいなスーパープレーさえ気をつければ、そしてチャンスを的確に決めればこんなスコアになります。何度やっても高い確率で勝てると思いました。



【グループリーグ総評】
なんと、3戦全勝してしまいました・・・。
しかし、決して”ゲームだから”とは感じませんでした。
僕のこのレポートみても、本当にそうなりそうな展開でしょ?
やはり、仮想とはいえ一つの精密なアプリケーションであり、そして、世の中でここまで精巧に戦術、選手、AIが叩き込まれたアプリケーションはないだろうと思います。やはり、ウイイレは凄い。


<strong>■試合展開</strong>
記載したとおり、なぜか補正がかかっているのか、後半からダレます。
ほぼ間違いなく、ダレます。僕の集中力の問題かなぁと思ったのですが、前半をテキトーにやってもそうなります。やはり、何がしかの補正か、もしくは僕が走らせまくっているのか、ともかくキッチリ後半ダレます。

そして、それよりももっと感じたことがあります。
<strong>空中戦はほぼ勝てません。</strong>
CKやクロスボール、中澤や闘莉王でキッチリ競っても、頭一つ抜けられて負けます。
これは、もうどうしよもありませんでした。たぶん、回避するにはドン引きして、岩政を投入し3バックにし、二人で競れてやっと完璧に守れるぐらいだと思います(いや、それでも厳しいかも)。ただ、完全にドフリーで打たせなかったので、なんとか枠に飛ぶのを防いだり、川島が反応できる程度に抑えられたと思います。

で、じゃあCKを0にできるか。
クロスボールをあげないようにできるか。
100%は無理。
なので、ある程度はここは諦めるしかないと思います。
できる限り、その数を減らすようにするしかない。
あげられたら、あとはもう必死に食い下がるのみ。

するとやはり、できる限りボールをキープしてそのシーンを減らすことに尽きると思います。それでしか、リスクを減らせることができない。リアルなだけに、これは本当に現実の日本代表にもいえるんじゃないかと思いました。

<strong>■本田</strong>
正直、使いづらいです。
いや、いい選手ですよ。僕は高校時代から好きだし。
でも、いざ、代表の中で使おうとすると難しい。
確かにフィジカルは素晴らしく、ボールを身体でキープできるんですが、しかし、ではジダンほどあるかというと、そこまでではない。彼一人で突破できてシュートまで持っていければいいんですが、そこまでではないのです。そうすると、やはり、動いてくれないと困るというか、パスが出しづらい。裏へ抜けてくれればいいのですが、それがないから足元になるし、ボールを持ってもスピードが無いので突破は狙えそうにない。結局、キープしたまま強引にシュートをするか、ロングパスをするかになる。で、その割には、実はシュート精度が高くない。たぶん、ミドルシュートならむしろ入りやすいのかもしれませんが、動いてスペースをつくらないから、そもそもミドルが打てるほどの余裕が無い状態でパスを受ける。だから、そうそう打てない。シュート力はなくても動き回ってる中村憲の方が打つタイミングがあるんですよね。

で、そうすると、少なくとも現状では相当周りが動いてつぶれ役になるという前提でトップ下に入るか、ボランチでフィジカルを生かしてキープや守備に貢献しながら、ミドルシュート、ロングパスを狙うのがベストかもしれません。すると、CSKAモスクワでの起用法も、たしかに、なんですよね・・・・。(まあ、身体ごと勝負にいく1トップというのも、そういう意味ではありなのかもしれない。ローマのトッティみたいな感じですね。0トップ)

今後、もっともっとキープ力をつけるか、もう少し動くかしないと、使いづらいです。
ま、それ以前に、中村憲が良すぎて出番を失ったというのも大きいんですけどね。

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