センターサークルのその向こう-サッカー小説-

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サッカーコラム

Jリーグ開幕。

いやー、やっぱり僕はサッカーが好きで、日本代表が好きで、Jリーグが好きだなと思いました。
海外よりJリーグ。海外リーグも面白いけど、やっぱりJリーグ。
結局、日本代表が好きなんでしょうね。

それにしても、年々レベルがあがっていて面白いなぁと。
10年前とダイジェストで見比べてもわかると思う。
ゴールシーンがどんどん海外リーグみたいになってる。
今年はJ1もたくさん観に行きたいなー。

とりあえず、少しでも試合を見たクラブを中心にメモを。

■鹿島アントラーズ
鹿島はたぶん、今年は優勝は厳しいでしょうね。
タレントが揃ってない。基本的に個人能力が高くないと成立しない戦術なので、選手の能力が低くなるとどうしようもない。運動量とかコンディション とかそういう問題ではなくて。いや、基本的に運動量は多いクラブなんだけど、ボールキープにしてもパスワークにしても個人能力が前提になっているので、能 力が落ちるとダイレクトにチームの出来に影響しやすい。夏場に必ず成績が落ちるのは、運動量も含めた個人能力が落ちるからだと僕は思っている。
でも、たぶん、下位に沈むこともないかなと思う。なぜなら、ベテランばかりではないし、誰が出ても一定の水準を保っているから。鹿島イズムという か、鹿島にはそういうものが叩きこまれている。フロントからしてそれが浸透しているので、大崩れしない。そして若手がちゃんと育つ。今年も興梠はまだ若い し、大迫も、遠藤康もいる。その上、おそらくこの国を背負って立てる器がある柴崎がいる。タレントはじゅうぶん。たぶん、大丈夫。2~3年後にはまた優勝 争いしてると思う。


■柏レイソル
たぶん、今年は厳しい。
ACLがあるから。ACLがあるのに、目立った所でリカルド・ロボと那須ぐらいしか補強してない。試合が増えているのに、しかも国際試合が増えて いるのに戦力増強が無いとなると単純に厳しい。レイソルのスタイルは異常に運動量が求められるし、今まで、どのクラブも補強なしでACLを乗り切ったこと はないし、Jリーグと両方取ったこともない。そして、例年通り各クラブにも分析されてくる。本来、それを崩す新しい一手を持たないといけないんだけどそれ がない。
そして、開幕から勝てていない。これがまた厳しい。結果が出ないと必ずひずみがうまれる。


■浦和レッズ
ペトロビッチが来て期待していたけど、素晴らしい!
柏戦を見たけど、柏のお株を奪う様な運動量とパスワーク。フィンケ時代にやりたかったであろうサッカーをこんなに早くやってしまうというのは、や はりペトロビッチは優秀なんだなと思う。もともと、山田直輝、梅崎、原口、柏木、鈴木啓太と代表クラスの中盤を抱えるクラブ。五輪代表の濱田もいるし、本 来は常に上位争いをしていないといけないクラブ。これぐらいできても全くおかしくないのだが、クラブの糞っぷりが出ていたのか、ともかく方向が定まらず原 口の個人技頼みだった。それが、監督がくるとこうも変わるかと。おそらく、夏ぐらいまでは台風の目になると思う。
監督だけじゃなくて、もともとペトロビッチのサッカーを熟知している柏木と槙野の二人がいるのはかなり大きい。とくに、ペトロビッチのサッカーで とくに難しいのは2シャドーとCBの動き。攻撃も守備も微妙な勘所がわかる人じゃないとできない。そこにちょうど、熟知した二人がいるのは本当に大きいと 思う。まだまだ、これから浸透させていかなければいけないところだから、今後も不安定な試合をするだろうけど、いま勝てているし、そして浦和にはあのホー ムがある。あのホームで常に戦えるのは大きい。もともとは広島とは一つ次元が違うレベルの選手が揃っている。その上、阿部。まさか、ここまでできる選手に なっているとは。ロングパス、守備、ポジショニング、どれも素晴らしい。そして世界で戦ってきた経験もある。きっと、浦和に落ち着きを与え続ける選手にな ると思う。FWのデストポビッチも良い選手だし、ハマれば他を寄せ付けないぐらいの試合ができるはず。今年一番注目です。


■横浜Fマリノス
たぶん、よくも、悪くもならないw
例年通り上位にちょっと顔を出して、そして沈んで中位~上位に。
なぜ上位にちょっと顔を出すかというと、俊輔がいるから。
なぜ沈むかというと、俊輔がいるからw
はっきりいって、サッカーとしては俊輔がいないとどうしようもないサッカーになってる。ちったぁ鹿島を見習えよっていうスカウティング能力の無さ は相変わらず。だいたい渡邉千真がいるのに使い切らず、前田を狙うなんてのがアホすぎる。小椋と兵藤がいるのに谷口をとってみたり。何がしたいのかさっぱ りわからん。ユース上がりの斎藤学はとても良い選手で、ちゃんと育成すればクラブの切り込み隊長になれるはずなんだけど、果たしてこのクラブが育成できる かどうか・・・。俊輔がどれだけできるかにかかってる。


■ヴィッセル神戸
昨年より順位があがるのは間違いないと思う。(って昨年何位だっけ)
でも、こういうクラブはまず初年度は成功しない。
サッカーにおける”連携”や”コミュニケーション”をなめちゃいけない。
監督もそういうタイプではないし。仮に、岡田武史監督を呼んでいたら、優勝争いは確実にしていただろうし、もしかしたら最終節を終えてTOPに 立っていることもあったと思う。岡田監督という人はそれぐらい才覚のある人だし、それができるだけの人材はある。そしてACLがない。でも、岡田監督はい ない。だから、たぶん今年は厳しい。大事なのは継続したサッカースタイルを組み立てることと、そして来年以降いかに戦力を引きとどめるか。そこにかかって る。


■FC東京
ここはやばい。もしかしてもしかすると上位、優勝もあるかもしれない。
まず、J2を優勝したという勢いに天皇杯までとりやがった。そして、降格してもクラブを去らなかったほとんどの中心選手は今も残っている。そのま ま戦えるというのは戦術的にもメンタル的にもかなり大きい。タレントも申し分ない。その上、渡邉千真、太田宏介の補強、米本の復帰。これに、名将ポポビッ チが指揮をとる。連携も熟成もおそらく問題無いし、もともとはパスサッカーを志向していたチームでその適性のある選手が何人もいる。今野の痛いけど、ここ には森繁がいる。彼一人でも他クラブの脅威となる守備者。さすがに優勝は厳しいだろうけど、でも、上位にはいけるんじゃないかと踏んでる。


■コンサドーレ札幌
ひとこと。
ブラジルまでに前田の再生よろしく。


■ジュビロ磐田
上位進出は今年もまだ厳しいかもしれない。
でも、たぶん、良いサッカーをすると思う。安定しないから、たぶん上位にはこない。
昨年の新人補強が当たった。明治大の山田大記と小林をとれたのは大きいが、それがちゃんとフィットしてるのが素晴らしい。そして金園ね。まさかこ こまでブレイクするとは思わなんだ。関西大でも良いプレーしてたけど、まさか。ここに五輪世代の山本康裕もいる。まだまだ経験をつまなければいけないとこ ろだけど、このクラブには前田も駒野も川口もいる。これから学んでいけばいい。山田大記も小林も金園も、ロンドン世代ではない。一つ上。だから、クラブを 離れる時間が無いのも大きい。たぶん、来年辺りに面白い存在になるんだと思う。


■フロンターレ川崎
上位には顔を出すだろうけど、優勝争いまでは・・・。
レナトは良い選手みたいだけど、それでもジュニーニョがいないのは大きいかなと。後半に稲本がアンカーに入って試合をクローズする役目らしいけど、どうかなぁ・・・。勝ち続けられるスタイルではないと思う。


■ガンバ大阪
今年は中位から下位低迷もありうる。
試合を見ることができていないんだけど、いろいろと情報を漁るかぎり、まあ今までのサッカーはまるでできてない。今までのサッカーができてないのは、転換期としては決して悲観すべきことではないんだけど、ならば遠藤はピッチに立たせるべきじゃない。遠藤は今までのサッカーだからこそ活きる選手だし、ぶっちゃけてしまえば遠藤のためにああいうサッカーをしていたわけで。
「ともかく、ヤットさんの周りに人がいない」
とかコメントが出てるらしいけど、致命的すぎる。遠藤は小野でも俊輔でも小笠原でもない。ロングキープでなんとかしたり、テクニックを披露して敵 を威嚇するタイプでもない。フィジカルも弱いしスピードもないしドリブルもない。でも、遠藤には試合を読むスーパーコンピューターが脳みそにつまれてい る。Jだけじゃなく、世界レベルでも希少な能力がある。パスでメッセージを送り、そこに嘘を交えて敵も味方も騙せる。僕はまだ名波に追いついたとは思って ないけど、名波の人間性やテクニック、パスの多彩さをのぞけば、確実に遠藤に軍配が上がる。左右両足使えるし、トラップの上手さは名波を超える。その上国 際経験も豊富。とうとうジュビロ黄金期の再現はできなかったけど、それでも遠藤は有史以来最高の”司令塔”だと思う。

西野監督はそれがわかっていたから、ある程度守備を捨てでもパスにこだわるチームを作り、遠藤を溺愛してきたのだろうと思うし、その西野監督がいたから遠藤はここまでの選手になったんだろうと思う。

ガンバのフロントは本当にバカだしアマチュアですわ。

超弱小クラブをほぼその腕一つで常勝チームにしただけでなく、リーグを代表する美しいサッカーまで披露してきた監督を任期ギリギリで契約非更新で切るという無礼さもさることながら、自分たちの無能を棚にあげて「世代交代ができなかった」などというアホな評価を下す。
まず大前提だが、

世代交代というのは優秀な若手をスカウトすることから始まる。

監督というのはまず何よりも「勝利できるようにすること」が仕事なわけで、育成は本来仕事ではない。将来も勝てるように、組み立てることは大事だ し、その中で育成することは大事だけれども何よりも成績が求められる。良い選手がいなきゃ使うこともできないわけで、世代交代も何も、良い選手がいなきゃ どうしようもない。その中で、西野監督が本当に何もしてこなかったのか。そんなことはない。家長も西野監督のもとでデビューしたし(残念ながら怪我が多 かったが)、芽の出てなかったフィテッセにいる安田を積極的に起用したのも、宇佐美を辛抱強く使い続けたのも西野監督。芽の出てなかった大黒をピッチに立 たせたのも、そして、決して代表クラスではなかった遠藤を若くしてピッチのど真ん中に据えたのも西野監督。今なら武井も藤春もピッチに立っている。もとも と西野監督という人は若手を積極的に使う人であって、選手を固定するタイプでもない。(この人は、アトランタ五輪の時も中田ヒデと松田を飛び級させてるし ね)

よしんば、それでも世代交代に尽力しなかったというなら、フロントは、スカウトはいったい何をしてきたというのか。ここ数年、目立った若手補強は できていない。笑ってしまうほどに、新卒のタレントはみんな他クラブに持って行かれる。本来、高齢の遠藤を抱えているガンバこそ柴崎岳を一刻も早く取るべ きだったし、今年だって大学No.1司令塔の八反田は紛れも無く遠藤とタイプがかぶる選手だった。めぼしい選手はほとんどユース上がりで、外から大物新人 を獲得できたためしがない。それでどうやって世代交代をしろというのか。西野監督一人に何ができるというのか。

西野監督に預ければ、とりあえずちゃんと成長するんですよ。もちろん、プロの世界だからダメになる選手もいるけど、それにしたってこれだけの選手 がちゃんと花開いてる。これは、本来とんでもない事で、ある程度クラブのスタイルが確立されていたからこそ。他クラブが羨むような環境ができていたんです よ、ガンバには。とりあえず誰が来てもそれなりにはできる。あの難しいサッカーをこなせるようになる。

僕はこのまま、西野監督はアーセン・ベンゲルやアレックス・ファーガソンのようにクラブの象徴となり、優秀なサッカーで優秀な選手をどんどん排出 するようになると思ってたんですよ。だって、あの老兵達を使って、毎年優勝争い、昨季も最終節までもつれたんですから。とんでもないですよ。フロントには 「世代交代ができなくて3位になってしまった」という風に見えるんだろうけど、事実は全く逆で、毎年のようにあのサッカーにおいて遠藤の次に大切な外国人 ストライカーを奪われても3位になれた事のほうが凄いんですよ。世代交代期になれば、クラブは確実に戦力を落とす。ある程度は仕方ない。むしろそのままあ がってこれないクラブのほうが多い中で、あのベテランに若手を織り交ぜて、その上宇佐美や安田が海外に行っても、勝ち点2差の3位ですよ。


さっさと若手を連れてこいっつう話で、西野監督を切り、実績も怪しい、クラブのOBでもないロペスを招聘するなんて(しかもライセンスが無いとか初歩的なミスをするなんて)どんだけアマチュアなんだという。

ガンバはこれから確実に低迷すると思います。
よほどの大逆転要素が働かない限りは。


・・・ガンバ批判だらけになってしまったw
いや、実はこれが書きたかったんだけど、ついでだから他のクラブも書こうと思ったってのが実情です。



今年はレッズ!

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