センターサークルのその向こう-サッカー小説-

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コラム

10.大丈夫。死にはしない。いざとなったらやめればいい。所詮はたかが仕事

前項では、なんだかとてもかっこ良い事を書いてしまいました・・・。ちょっと恥ずかしいです(笑)でも、嘘を書いたつもりはありません。そして今の僕は本当にそう思って生きています。ただ・・・やっぱりそう思えないときはありました。憎くて憎くてどうしようもないときはありました。いや、正確には憎い感情はあったものの報復したいなどとは全く思いませんでした。それに意味があるとは思えなかったのは今も昔も変わりません。ただ、絶望はしていました。憎しみが身体全体を蝕み、どうしようもない環境に悩み、日々生きるだけでも辛かったのを覚えています。

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そう、冒頭に書いた「通勤電車に乗るだけで頭痛がした」という時代です。仕事は毎日終電で、やってもやっても終わらない。肉体的なことだけなら若さでどうにかなったと思いますが、連日怒鳴られ、いびられ、問い詰められました。昨日は白と言ったことが今日は黒になる。そう、「組織によっては「うるさい!俺はお前の道具じゃないんだぞ!」なんて勘違いした発言をして約束すら簡単に反故にする理不尽上司もいます」というのは、実際に僕がいた組織の話です。ワガママな王様のように振る舞う上司に、僕はターゲットにされました。たぶん、僕が可愛くなかったんでしょう。来る日も来る日もやり玉にあげられ、どんな仕事をしても、それこそ成果を出しても罵倒されました。翌日100人の前でプレゼンをする資料なのに、前日になって全部をひっくり返すような発言を平気でされました。僕は割りと(というかかなり)図太い方だと思いますが、生まれて初めて「夜眠れない」という体験をしました。何度目をつぶっても、意識が冴えたまま。僕は、自分が難病にかかっている疑いがかかったときでも爆睡していたようなガサツな人間です。その僕が眠れませんでした。翌日のプレゼンのことが頭から離れなかったのです。完全に破綻するような状態にあり、このままプレゼンをすれば仕事そのものが壊れてしまうような状態でした。

そんなことが日常茶飯事でした。はっきり言って、精神的に少し壊れていたと思います。生活リズムも崩れていたし、おかしな時間に眠くなり、おかしな時間に目が覚めて、おかしな時間に起きている。

でも、僕はなんとかやってこれたし、病院のお世話にもなりませんでした。幸い、転職しようと思えばいつでも転職できたし、だからこそやめないことの理由を自分なりに探して、それが揺らぐまではやめないと決めていました。そして、だからそれまではやめませんでした。「いざとなればやめればいい」と思っていたので、追い詰められることもなかったのだと思います。

きっと、理不尽な上司に振り回され、精神的にやられてしまっている人もたくさんいると思います。僕は、そういう人にこそ言いたいです。大丈夫、理不尽上司の言葉や態度ぐらいで死にはしないから。死ぬとしたら、言葉や態度を気にしすぎて自分がストレスにやられるか、その結果死を選ぶかです。気にしちゃダメです。所詮、ただの言葉です。どんなに仕事で怒鳴られたって、理不尽上司だってこの日本という法治国家で生まれ育った一人の人間です。包丁で部下を刺すわけじゃありません。言葉はきついですが、でも、大切な人じゃないはずです。どうでもいい人がどうでもいいことを言ってるだけなんです。流してしまいましょう。所詮、たかが仕事ですよ。生きるということに比べたらちっぽけなことです。いざとなればやめればいいんです。その職場が、その理不尽上司が本当にひどい人なら、同僚や、学生時代の仲間はきっとわかってくれます。いなくなったりしません。仲間がいれば、助けてくれます。そして、仕事は何も今の職場だけではありません。アルバイトだって派遣だってあります。確かにアルバイトも派遣も生活は大変でしょう。でも、一生懸命働けばいいだけです。そういう逃げ道が誰にだってあるんです。たかが今の職場の悩みぐらいで思いつめる必要はないんです。なんとかできるよう、冷静に考えましょう。なんとかならないなら、サクッとやめてしまいましょう。

ストレスで病気になんかなっちゃいけません。どうでもいい、浅はかな人間のためにそんなことになるのはもったいなさ過ぎます。さっさとやめましょう。収入が多少減ったとしても、きっとそれに耐えるよりは楽なはずです。お金が全てじゃないことはわかっているはずです。自殺なんて絶対やめましょう。大丈夫。所詮、仕事です。たかが、仕事です。ただの、金儲けの手段でしかありません。今のところがだめなら、また他で頑張ればいいんです。希望を忘れないで。ブラックな労働環境のために自殺するなんて本当に馬鹿げていますよ。ね。


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