センターサークルのその向こう-サッカー小説-

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コラム

仕事なら「○○と思います」を使いこなしていこう。

気に食わないそうです(なにが)

思いますは思いますであってそれ以上でもそれ以下でもないのだから、それで良いじゃないかと思うんだが、ただそれ以前にこの「思いますってどういう状態なんだ」ということをきちんと両者(言う方と聞く方)が把握していないといけない。

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たとえばこんな感じだろうか。

  • できます・・・ほぼ100%に近いレベル(100%ではない)
  • できると思います・・・80%。できない可能性もちょっとある。
  • やってみます・・・50%。やってみないとわからないができない可能性も大きい
  • やるだけやってみます・・・30%。たぶんできないけど、チャレンジしてみる

こう捉えれば、「思います」の何がいけないのだろう?と言う風に見えるようになる。さらにいえば『「できる」か「できない」で答えろ』というのは、100%か0%かしか受け付けないというもはや脅迫に近いものがある

マネジメントとは人間に対して行うものだ。それはつまりほとんどのことは100%と0%以外の、その間にあることをコントロールしていくことになる。常にゼロかイチかで答えるのはコンピューターだけだ

二つに一つという選択肢があるとすればそれは「"できる"か"できないか"」ではなく「"やる"か"やらないか"」だ。そしてそれは本来的には仕事を渡している方が判断することだ。その仕事の周りにある仕事も含め、全体を計画している人間でなければ遅れても良いからやるべきなのか、遅れるなら別の手段を取るのかは判断できないからだ。そして、それを判断することこそマネジメントだろう。

マネージャーや上司という人は、それを経験とスキルで判断できなければいけない。いや、逆説的にいえばなんでもかんでもゼロかイチで表れるなら、すべてが数字で見えるならそもそも上司などいらない。その数字に沿って判断をすれば良いのだから、上司じゃなくてもできる。右か左か、よくわからないから上司や経営者が判断をするのだ。すべてが数字(的)に割り切れるなら、そもそもあなたはいらないのだ。

そして、ここからは別の話になるが、「できる」か「できない」のみで答えさせる』というのは、無駄なストレスを生む。おそらくそういう上司には限りなく100%に近いものしか「できる」と言わなくなるだろう。本当ならチャレンジすればできた可能性もあったかもしれないのに。そして、叱責されることを恐れ、部下はどんどんと縮こまり、自らを守るようになり、パフォーマンスが落ちて行く。

持論だが、上司に威厳などいらないと思っている。

いや、威厳というものは必要なのだろうが、それを怖がらせる、怒鳴る、詰めることによって保たせるというのは愚の骨頂であると思っている。そんなものは部下を怖がらせるだけで、無駄なストレスを産んでいるだけだ。

上司として威厳が必要と言うなら、それはあくまでパフォーマンスで与えるべきだ。

  • 「この人に生半可なものを持っていったら、たくさんツッコミが入ってしまう」
  • 「この人には本当に聞くべきことだけ聞くようにしないと時間がもったいない」
  • 「この人のパフォーマンスを無駄遣いさせてはいけない」

大事なのは、畏怖させることではない。
「自分より優れたこの人を、自分でもできることのために時間を使わせてはいけない」
「せっかくアドバイスをもらうのだから無駄な件は言わせないようにしないともったいない」
と思わせることだろう。
そしてそれは「相談するのが怖い」「できる限り話したくない」と、相談の入り口で畏怖させる話ではない。あくまでも相談の内容で「圧倒的な実力差」を見せることで威厳を保たないといけないと僕は思う。

そして、それができない実力のない人は、上司になってはいけない。

できない上司が不幸を産むのだから。


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