センターサークルのその向こう-サッカー小説-

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サッカーコラム

それでも柴崎は1月のUAEに連れていくべきだ。

ロシアW杯の躍進を支えた立役者、柴崎岳が苦しんでいる。

若くはつらつとしたメンバーを揃え、ウルグアイを文字通り力でねじ伏せた日本代表だが、2列目NMDをコントロールし中盤を支えるべき柴崎のプレーはパッとしなかった。

明らかに試合勘が鈍っていたわけだが、それらの原因はすべて所属先のヘタフェで出場できていないことに尽きる。

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そもそも、才能に疑いの余地はない。

10代のころから将来を嘱望され2011年には日本代表の最多キャップ数を誇る遠藤の後釜を期待されていた。実際にそれぐらいの器はあったはずなのだが、代表には定着できず2014年を迎えてしまった。しかし彼は、それでも輝きを失わず、光を増し、そしてとうとう2018ロシアの地でその才能を遺憾なく披露してくれた。

2018の躍進においては彼抜きには語れない。中盤をコンパクトに保ち、守備に奔走しながらも決して攻撃面でロングボールに頼らない。ポゼッションを前提としながら速攻か遅攻かをバランスよく混ぜ合わせるためには、中盤でボールを保持してパスワークを園主tできる選手が必要で、柴崎がまさしくその役を担い、決定的なパスの供給役まで担っていた。

現在の森保ジャパンを見ても、ベースとなる基本コンセプトは変わらない。戦況を見て判断することこそが最重要だったとしても、やはり中盤でボールをつなぎながら攻撃につなげるというベースはこれからも継続していくだろう。そうなると、中盤の狭いエリアで苦も無くボールを扱いし、リズムや方向性をコントロールする「7番」の役割は必要不可欠だ。

そうなると、年齢的に見てもいま柴崎の右に出る者はいないだろう。(ついで大島僚太になるか)

となれば、選択肢は「柴崎を選ぶか選ばないか」ではない。
「柴崎をどう生かすか殺すか」だ。もともと我々の最大の目標は1月のアジアカップではない。アジアの覇権を取り戻すことは絶対だが、チームはそこからさらに成長していかなければならない。あくまで、我々の最大の目標はW杯ベスト8以上だ。4年は長いようで短い。東京五輪メンバーに柴崎に匹敵するポテンシャルを持ったレジスタが見当たるだろうか?答えは否だろう。

我々は、柴崎岳をなんとしてでも再生させなければならない。

その場として、長丁場でチームと長い時間を過ごし、練習に励み、コンスタントに試合に出られるアジアカップは最も適した場だろう。

柴崎がアジアカップ代表に選ばれるに適しているかどうかではない。

アジアカップで柴崎を再生させ、次なるクラブに進めるようにする。

それが、いまの日本代表が取るべき選択だと、僕は思う。

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