センターサークルのその向こう-サッカー小説-

パブーでまとめ読み
  1. HOME
  2. 連載作品
  3. コラム
  4. 「理不尽な上司と上手に付き合う方法」アーカイブ

「理不尽な上司と上手に付き合う方法」アーカイブ

「転職すればいい」と何度も書いていますが、だからといって軽々しく転職するのも良くないんですよね・・・。難しいところです。僕は転職回数が多いですが、だからこそ言います。

今の職場が嫌だから転職するなんていうのはまず失敗します

前項では、なんだかとてもかっこ良い事を書いてしまいました・・・。ちょっと恥ずかしいです(笑)でも、嘘を書いたつもりはありません。そして今の僕は本当にそう思って生きています。ただ・・・やっぱりそう思えないときはありました。憎くて憎くてどうしようもないときはありました。いや、正確には憎い感情はあったものの報復したいなどとは全く思いませんでした。それに意味があるとは思えなかったのは今も昔も変わりません。ただ、絶望はしていました。憎しみが身体全体を蝕み、どうしようもない環境に悩み、日々生きるだけでも辛かったのを覚えています。

理不尽上司に振り回され、罵声を浴びせられ、毎日生きるのも辛くなる。そんなことをする相手に憎しみを持つのは、人として当然の感情だと思います。事実、僕だってそういう相手がいます(過去の上司です)。顔も見たくないですし、不幸になればいいのにと思います。人間とは醜い生き物ですね。

でも、その感情に身を任せてはいけません。そんなことをしても自分のためにならないからです。僕は何人も、理不尽上司を憎み、報復をしてやりたいという人を見てきました。実際にそういうことをした人もいます。人前で意地悪な質問をしたりして、理不尽上司を辱めていました。

ではここで一つ質問をします。

ここまでは、理不尽上司の心理やそれに対するおおまかな対処法をお伝えしてきました。しかしこれだけでは具体論がないので不安だと思います。そこで、僕なりに理不尽上司の行動をシーン別に分けて、それぞれに対する効果的な対処法を挙げてみました。基本的に今まで書いてきたことのおさらいだと思ってください。ただし、あくまでも数ある中の一つを書いているだけなので、鵜呑みにしないでください。ケーススタディとして見てもらって、ご自身が実際に利用する時にはまず何よりも理不尽上司を観察してから、それぞれに効果的だと思える対策を練って使ってください。

理不尽上司というのは得てして、無茶ぶりな感じで仕事を丸投げしてきます。まあ、当然といえば当然です。仕事のプロセス分解なんてできもしないどころか考えたことも無いですし、投げたその仕事がちゃんとできるかどうかなんてことも全く考えていませんから。投げてちゃんとやれば自分の手柄、出来なければ部下の責任です。

前項で、ある一つのことに気づいた方もいるかと思います。そう、同僚や先輩、後輩などを味方につけるべきなのです。理不尽上司はどんなに理不尽でも上司なのです。社会的にもその会社の中でも立場が上で、強い権力を持っています。1対1では分が悪いのです(だからこそ苦しめられるわけですが)。

ここまでの話をまとめると、もしかしたらこう思われるかもしれません。

人前で議論をするなと言っておいて早速矛盾していますね(笑)。いえ、矛盾はしていません。人前で議論をするなと言ったのは、前述のとおり「論破をするな」「正論をそのままぶつけるな」ということです。だからこそ人前で"まともに"議論をしてはいけない、と書いています。

人前でまともに議論をしないほうが良いのですが、かといって1対1でやるのもあまり良くありません。なぜなら、証拠が残らないからです。証拠が残らないとどうなるかというと、言うことがコロコロ変わる理不尽上司ですから、結局それに振り回されるわけです。また、理不尽上司のなかには人を人とも思わない発言をする人がいますが、そういう人と個室で1対1で話をするとそれに拍車がかかります。目の前に立場の弱い部下しかいないのですから、気持ちが大きくなってどんどん汚い言葉が出てきます。

きっと、仕事のできる多くの人がこれまで書いてきたようなことはやっていると思います。一生懸命仕事をして成果を出そう、会社に貢献しようと思えば早めに動くこと、効率的に行うこと、変化をつけることというのは必ず通る道だから。そうして、きっと多くの"本当は仕事が出来る人"は、はじめは理不尽上司からも高い評価を得ていたはずです。しかしそれがいつしか逆転して、何をやっても罵倒されるようになってしまったりするものです。なぜだ・・・と落ち込むのが多いのもこういうタイプの人ですね。でも、落ち込まないでください。理不尽上司はあなたの仕事なんて見てないんですから。罵倒されても「この人は所詮仕事の中身なんて見てないから」程度に思っておけばいいんです。そもそも評価基準がおかしいので、気にするだけ馬鹿馬鹿しいのです。営業の仕事なのに100m走のタイムで評価されて、それで足が遅かったらへこみますか?どうでもいいですよね。その程度のことです。

理不尽な上司に出会うと、その思考回路がよく理解できなくて困ったりしませんか?

たとえば仕事の良し悪し、人事の良し悪しがわからない。わからないからどう仕事をしても良いのかわからない。どう評価を上げれば良いのかわからない。一定の評価基準みたいなものも見えないし、以前言ったことと違うことを言ってたりしてもうわけわかんない・・・なんてことに。