センターサークルのその向こう-サッカー小説-

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「エルゴラッソに物申す」アーカイブ

1463.jpg 本当はもっと早く書くつもりだったんだが、あれやこれやで時間が取れず・・・。

ギリシャ戦後のエルゴラッソの話。ずいぶん古くてあれだ(なんだ)。

僕は、サッカーの評論、分析にはその人の数だけ種類があって良いと思うし、誰が正しいかなんて誰もわからないと思っている。たとえ結果が符号したとしても、その分析が本当に正しかったかどうかというのは難しいところだ。ただ、一つだけ許せない論評がある。それは「筋が通ってない」論評。言いたいことに対して前提条件や組み立てがおかしいのは、分析以前の問題だ。

エルゴラッソはW杯期間中、変則発売となっている。普段は月水金の発売だが日本戦に合わせプレビューとマッチレポートが適切に出せるように日取りが組まれている。

toukoku.png画像は、今号(6/19発売)に入ってるとうこくりえさん連載のミニマンガコーナー「蹴球風見鶏」の1シーン。これは1シーンで、もちろんこの先に続く話がある。

僕は今号の蹴球風見鶏を見て、泣いてしまった。

とても短い内容だけど、本当に素晴らしい。いま僕らに必要な気持ちは、きっとこれだと思った。いつの間にか忘れてしまった、この想い。それを思い出させてくれた。いつの間にか忘れてしまっていた自分に気付き、思い出し、そして、涙が流れました。ぜひ、これを見ているみなさんもコンビニやキオスク手に取って見てほしい。本当に。
※エルゴラ編集部の方:きっと売上に少しでも貢献できると思って掲載しましたが、問題でしたら即刻削除いたしますので、その旨ご連絡いただければ幸いです。

サッカージャーナリストとして古くから親しまれている後藤さんがこんなことを書いている。

ザッケローニ采配の問題点、遠藤を入れたタイミングと「猫の目采配」

ザッケローニ監督は54分に長谷部に代えて遠藤を投入した。長谷部が90分プレーできる状態ではないので、これはプラン通りの交代だったという。だがここで遠藤を入れたことで、選手の意識はさらにバラバラになってしまった。

実は、後藤さんはエルゴラッソ最新号(1461号)でも似たようなことを言っている。

1461.jpg

エルゴラの表紙(一面)が平山相太だ。
素直に嬉しい。

1439.jpg

たとえば名波浩のように、たとえば遠藤保仁のように、特別好きな選手ではない。ただ、期待はしていた。気になっていた。彼がデビューしてから、"なんとなく"という程度では追っている。

高校選手権で大暴れしたとき、僕は彼がそんなに好きではなかった。優秀な選手が高校サッカー部ではなくJユースへ流れはじめていたその頃、"そこ"で活躍する彼をみてもそれほどのトキメキは感じなかった。理由は単純で「体格に任せたプレーに見えたから」。要は、周りが小さいからなんとかなってるだけでは?と思っていたわけだ。

でも、彼が高校を卒業してからのプレーをみて、僕は自分が間違っていたと認識するようになる。それは、日本でのプレーではなかったのだけど。

オランダでの彼のプレーを見て、僕は認識を改めた。

「ああ、違う。こいつは体格がウリなんじゃない。体格をとてつもなくうまく使って"得点を取ること"に長けた奴なんだ。」

「平山相太は、天性の"ストライカー"なんだ」

※前編はこちら「G大阪vs浦和を「宿敵」とは呼んでほしくない。【前編】

さらにこの2クラブの間には、相容れることを許さない「連綿と横たわる何か」があった。

それは「スタイルの違い」。
当時のジュビロ磐田は、おそらくその後、遠藤保仁が覚醒するまで日本サッカー史に二人とあらわれることのない「スーパーコンピューター」を頭脳に積んだピッチ上の名波を中心にした、流麗なパスワークが売りのチームだった。それに対抗する鹿島アントラーズは、絶対的司令塔のビスマルクを中心としたオーソドックスなスタイルのチームだった。

今号のエルゴラは当然のようにJリーグ開幕戦のレビュー。毎回、とくに自分が観戦した試合のレビューは納得いかないことも多いが、速報性も含めて重宝すべき紙面であることは間違いない。(たまに超納得いかないレビューもあるけど・・・)

さて、そんな紙面のなかで、いまいち腑に落ちない表現が。

今号のエルゴラは、ACL初戦の展望と各担当記者によるJ1J2順位予想が主な内容といったところで、順位予想などは情報としての量があり、そして「それは違うだろう」という読者の楽しみ方ができる点も含め、充実した内容といえる。

今回のエルゴラは大半がゼロックススーパーカップについての記事。若手の台頭にも強く言及しているし、サンフレッチェの進化についてもしっかりおさえていてなかなか楽しい内容になっていると思った。また、負けた横浜Fマリノスについてもきちんと「今は慌てるときじゃない」「もともとコンディションのあがりが遅めのチーム」としっかり的を得た言及をしていて素晴らしいと思いました。(Fマリがそのままで良いのかはちょっと疑問だけど)

ゼロックススーパーカップの前座試合として行われたクラブユース選抜vs高校選抜についての記事が6面にあったのだが、ここはちょっと違うんじゃないかと思った。