センターサークルのその向こう-サッカー小説-

パブーでまとめ読み
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日本代表は来年1月にアジアカップを控えているわけだが、その翌年にはその欧州版となるEURO2020が控えている。

まだ2年も先であり、各国の代表メンバーすら大きく変わる可能性があるわけだが、しかしこの大会でスターが生まれたり、その地位を確固たるものにする選手が出るのもまた事実だ。

たとえば、かのジネディーヌ・ジダンは98年W杯優勝により全世界にその力をアピールしたわけだが、その2年後のEURO2000で覇権を取ることによって、"レ・ブルー"とともに世界最強の名を欲しいままにすることになる。

ジュビロの小川航基が、徐々に頭角を現しつつある。

もともと、小川は高校年代からアンダーの日本代表のエースをつとめる東京五輪世代の筆頭株だった。

しかし、U20W杯と言い先日のアジア大会といい、どうしても悪いタイミングで怪我に見舞われてしまう。また、これはジュビロ監督・名波の育成方針であり、小川に対する期待なのだろうが、なかなかジュビロでも試合出場にいたらず2年近くが経過していた。

ロシアW杯の躍進を支えた立役者、柴崎岳が苦しんでいる。

若くはつらつとしたメンバーを揃え、ウルグアイを文字通り力でねじ伏せた日本代表だが、2列目NMDをコントロールし中盤を支えるべき柴崎のプレーはパッとしなかった。

明らかに試合勘が鈍っていたわけだが、それらの原因はすべて所属先のヘタフェで出場できていないことに尽きる。

あの東京ラブストーリーが14年ぶりに再放送されている。

14年ぶりの"再放送"であり、実際に月曜9時に放送されていたのはもう27年前だ。(歳をとるわけだ・・・)
27年前ではあるが14年前までは頻繁に再放送がされちたおかげで、割と幅広い層が観ていたドラマでもある。その辺は漫画「タッチ」と共通する部分かもしれない。

しかしさすがに14年もの断絶があると最近の10代や20代には観たことのない人が多く、Twitterでもその反応が気になった。

伝説と称されたドラマであり「月9」の開祖でもある東京ラブストーリー。いま見ても面白いのだが、現代の若者にはギャップがありすぎてどう観たら良いかわからないという人がたくさんいると思われる。それはもったいないので、観たことがない人向けに「どういう風に見たら良いか」を伝えたいと思い、ブログにしてみた。

ちなみに、観たことがない人向けなのでラストのネタバレはしない。本当はラストも含めた考察もしたいのだが、それは本記事では控えるのでご安心を。

ハリル解任に関して、さすがにこんな頭の悪い文章が評価されるのはいかがなものか、と思い改めて記事にしてみた。

件の記事はこれだ。

サッカー協会会長の発言を解読してみた【NHK生出演】|中村慎太郎|note

先日「発狂記事」を書いた中村です。 ハリルホジッチ解任でサッカークラスタが発狂している理由 NHKに田嶋会長が出演し、ハリルホジッチ監督の解任理由を語っていました。どういう意味だか解読できないという声がネット上に渦巻いていたので、とりあえず文字起こししてみます(職業病)。 一字一句を間違えずに起こすと理解しづらいので、多少は文語に寄せていますが、会話文のニュアンスは大体残すことにしています。

その前にバズった記事もなぜか自分の意見を「サッカークラスタの大半」という形で書いており、やれやれと思っていたのだが、さすがにこの記事はひどい。自分の意見をさも冷静で中立な意見かのように書いていて、ひどいマスコミのようだ。

はじめに僕自身の(ハリル解任に対する)見解を明らかにしておくが

  • このタイミングで監督解任することが最善だとは思っていない(自分に選択権があるならやらない)
  • しかしハリル解任を判断した協会を完全悪だとは思っていない
  • どちらの意見にもそれなりに賛同できるほどには、どちらが正しいとも思っていない。

これが僕の見解だ。つまり、ハリル解任容認派に入るが、かといって全面的にそれが正しいとも思っていない。
その前提で続きを読んで欲しい。
本文とは直接関係ないが、もし僕個人の意見が気になるならひとつ前の記事を読んでもらえればと思う。





あろうことか、ハリルホジッチがこのタイミングで解任されてしまった。大変驚いた。

個人的には、ハリルホジッチのサッカーには否定的だったが、しかしさすがにこのタイミングで解任をするほどでもないだろうと思っている。

しかし、ネットでの反応やコラムを読んでいるとどうも違和感がある。端的に言うと論点がズレているように見える

ネット上での反応を見ていると概ねこのようなものだろうか。

  • 予選を1位通過した監督を切るのはおかしい
  • なぜいま解任するんだ(タイミングが違う)
  • 本番での結果が無いので分析ができなくなる
  • 長期的なプランを持ち、ブレずに継続させなければならない

飲み屋でかわす愚痴ならばわかるが、議論の論点としてはぜんぶズレてるとしか思えない。

問題の本質がわかってない。

カーリング女子で「もぐもぐタイム」とか取り上げるメディアと視聴者が気持ち悪い

まとめました。 更新日:2月26日13時25分

この人たちの言うとおりにしてたらマイナースポーツは何も普及しない。人間の興味というのは有限で、そこにどう割り込むかというのが現実なのに、まっとうにカーリングの面白さを一から語って見るわけがない。

「自分たちはまともにスポーツを見ている層」みたいな顔をしながら、実は自分たちがそのスポーツにおいて最も邪魔な層だということに気づいていない。

平山相太が引退を表明した。

平山相太、32歳で現役引退「度重なるケガのため...」古巣FC東京への思いも吐露 | Goal.com

ベガルタ仙台が26日、FW平山相太の現役引退を発表した。

シーズン終盤や終了直後ではなく、もう開幕まで一ヶ月というこのタイミングでの発表に驚いたがこのニュースによると、昨年末に契約更新までしていたらしい。

体力的な限界が来ていたり、もしくは契約先が見つからずに引退というならわかるが、クラブ側に契約の意思があり実際に更新したにも関わらず引退をするというのは、なんとも平山らしいといえば平山らしい。何が何でもサッカー選手でいたい、と思うほどの強い意志が無かったということだろう(それを批判したいわけではない)。そういう意味では、やはり平山は性格がFW向きではなかったのかもしれない。

そして、その性格的な部分をのぞけば、平山の引退によって一つの結論が出されたように思う。

おそらく、日本サッカーは長身ストライカを育てることができない。

深津さんという人ががこんなことを書いているのだが。

セクハラの構造問題が議論されるべきなのに、被害者同士の殴り合いで発散していく地獄|深津 貴之 (fladdict)|note

日本の#MeTooムーブメントが、妙な方向にドリフトし始めて、ちょっと残念な展開に。 はあちゅうさんの勇気あるセクハラ被害の告白で、日本の大企業の裏にあるセクハラ問題の闇についにメスが!...と思いきや、議論は思わぬ方向へ。はあちゅうさんの過去の言動が原因で、童貞炎上が発生し、大企業そっちのけで、はあちゅうさんに逆流する地獄絵図。 ...

完全に賛同するかと言われるとちょっと難しいが、個人的な感情としては概ね「そうだよなぁ」と思っていたら、ブコメで批判されまくってて笑ってしまった。

はてなブックマーク

深津さんの言っていることが正しいかどうか以前に、まるで議論がかみ合ってないというか反論が反論になってない・・・と思うので、深津さんの話を別の話に例えてみる。わかりやすくするために。

この増田(はてな匿名ダイアリー)を読んだ。ちなみにその前のいわゆる"元記事"も読んでいる。

「娘が同級生を不登校にさせた」の増田です

読みおえて「ああ、良かったなぁ」と思ったのだけど、はてなブックマークのコメントを見たら、まあ過激だこと過激だこと。世の中の余裕の無さをこうも見事に表しているかと思うと、「実はワタシはまともだと思い込んで他人をたたく大多数の方が危険だ」と感じる。

まるで自分の娘が被害者で、生身でM君を見てきたかのようだ。